BACKYARD

毎日、蜥蜴と一緒

怪我の治療(4)終 

受傷後42日目、退院後18日目のルー。

目も元通り大きく見開くようになった。こちらの下目蓋はまだ噛み傷が残っているが、いずれ脱皮を繰り返すうちに治るだろう。白っぽくなっていた体色も大体元通りのみかん色に。
受傷後42日(退院後18日)

脇腹の一番酷かった傷もほぼ塞がり、カサブタが。周りから押し寄せるように皮膚が再生して来ているのが分かる。
受傷後42日(退院後18日)

太股の裏の傷。治るまで怖くて触れず初画像。こちらもカサブタ。
ここは皮と肉が分厚く浮いていて、癒合して直るかと思われたがしばらくして壊死して腐り落ちた。
ごっそり肉がなくなっていた割には綺麗に復活している。
受傷後42日(退院後18日)

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受傷後46日目、退院後22日目。

あまり変化なし。
受傷後46日(退院後22日)

口の怪我も完治、しっかり口が閉じるようになって更に食欲旺盛に。ハニーワーム10数匹をぺろっと。そろそろ普通の給餌内容に戻さないと肥満するかも?
受傷後46日(退院後22日)

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受傷後48日目、退院後24日目で受診。
傷の具合を診察して貰い、もう大丈夫でしょうということで晴れて投薬終了、通院終了となる。

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受傷後49日目、退院後25日目。

カサブタがなくなっていた。
受傷後49日(退院後25日)

こっちも。
受傷後49日(退院後25日)

皮膚がなくなっていた尻尾、薄皮に染み出すように模様が戻って来た。何事もなかったように元に戻るんだろうな、生命力の強さには驚かされる。
受傷後49日(退院後25日)

すっかり元通りの愛嬌たっぷりの表情で寄って来るルー。
受傷後49日(退院後25日)

もう決して寿命とどうにもならない病気以外では落とさないと心に決めたうちの動物たち。怪我くらいで儚くなられてしまっては…だが正直、怪我から初回通院までの数日、ぐったりして食欲もなく、沢山の傷が赤く爛れたようになっているルーを見ながらどうなることかと思っていた。

傍で看病出来ない飼い主の代わりに入院させて管理して頂き、こんな小さなヤモリの傷を縫ったり貼ったりして治療して頂ける病院が通える範囲にあって本当に助かった。(車で1時間半なので十分遠いといえば遠いが。)
自分でずっと看ていたら悪化させて最悪の結果もあったんじゃないかという酷い傷だったから。

今回の災難でルーの性格が少しビビりになった。退院後は自分のケージにもしばらく慣れず(留守中に完全に消毒していたので自分の匂いが消えたせいもあるかも?)、落ち着いて手足を投げ出して寝るようになるまで1週間ほど掛かった。段々元に戻って来てはいるが、まだ以前なら気にしなかった物音などで慌ててシェルターに逃げ込んだりする。

そしてゴム手袋恐怖症になっていた。

飼い主はケージを掃除する時に薄手のラテックス手袋を装着する。床材を取り替えたりする際にレオパを掴むのだが、以前は全く気にせず掴まれていたルーが、ゴム手袋の手を見た途端に噛んで来た。
え?なんで?と思いつつ捕まえて持ち上げると振り返ってまでガブガブ噛み付く。手袋越しなので痛くはない。

素手で掴むと普通だし傷を見るのに引っくり返しても無抵抗なのにゴム手袋だと攻撃。
ああこれは多分、病院では先生達は手袋装着なので、嫌なこと(必要な治療なんだけれど)をされたのを思い出して抵抗しているのだなと。
案外学習能力があるんだなと変なところで感心したり。

何はともあれ、ルー、お疲れ様でした。まだあちこち傷跡が残ってるけど脱皮の度に薄くなっていずれ消えてしまうはずだから頑張ろうね。

* * * * * * * * * *

以上が1ヶ月半に渡る大怪我レオパの治療の顛末と経過でした。
やっと普段通りの生活に戻ったルーと飼い主。常にルーのことが気になっていてどうも飼い主も本調子でなかった。

トカゲを飼っている方には気になるかも知れない治療費ですが、ルーの本体価格(笑)の10倍以上掛かったとだけ書いておきます。命に換えられるものではないので治ってくれればそれで良し。飼い主は君たちを扶養するために頑張って働くのみ。

思ったよりここまでの治りが早かった。最初のギタギタ具合からはもっと時間が掛かりそうだったが、再生能力の高さは流石の爬虫類、そして病院での的確な治療のお陰もあったことと思う。

あちこちシミのように灰色になっている噛み傷や、皮膚がなくなった箇所も分からないくらい元通りになるだろうと思いながら、早く治れと通常隔日~2日おきの給餌をルーだけはまだ毎日にしている所。体重が元通りになったらパワーフィーディングはやめよう。

ルーのその後についてはまた折々UPします。しばらくは特別扱い(笑)


2010/10/24 Sun. 23:13 | trackback: 0 | comment: 6edit

怪我の治療(3) 

退院後のルー。

退院当日から飼い主渾身?の流動食を毎日平らげ、ぐんぐん栄養を吸収して体重は毎日着々と増加。
入院時99g、退院時87g、退院後院後5日目で93g。

流動食を続けながらも毎日餌虫を見せていたが、3日目から反応はするものの上手く噛めない。しかし5日目の時点で1匹何とか食べたかと思ったら、その翌日6日目には以前と同じように旺盛な食欲を取り戻した。柔らかい物の方がいいだろうとハニーワームを好きなだけ食べさせ、退院後10日目には95gまで戻った。

受傷後34日目。

=退院後10日目で診察のため通院。その日の朝まで脱皮もせず、自分で剥がすこともなかったので退院時に貼ってもらっていたテープがそのまま。病院で張り替えてもらうことになるなと、しかし2週間おきに脱皮するルー、ガーゼ+テープを交換してもらっても数日で脱皮してしまいそうだなぁとか思っていたら。

その日の朝方急に全身白くなり、見る見るうちに皮が浮き上がって脱皮開始。ナイスタイミング!何て飼い主思いのヤモリだ君は。

しかし本人に任せていてはテープを食べてしまいそうなので飼い主もピンセットを持って参戦。

口が半開きなのは皮を引っ張る飼い主に、シャーッ!と威嚇したまま固まったため。大分噛まれた。

受傷後34日目(退院後10日目)

腹の一番酷い傷もかなり新しい皮膚が出来ていた。薄皮が張っていてもう生々しく水気のある傷ではない。
受傷後34日目(退院後10日目)

尻尾のこの部分は肉と皮が浮いていたが、皮膚は薄く張って再生中、肉の厚みはもう元通り。
受傷後34日目(退院後10日目)

* * * * * * * * * *

いつも通り車でエンヤコラ1時間半、病院へ。

傷の具合を診察してもらい、耳の上の抜糸。
もうテープは不要だろうということで引続き2週間分の抗生剤を出して貰って帰宅。

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受傷後35日目。

糸がなくなってスッキリした顔?まだ傷跡が痛々しいがもう生身は見えていない。
受傷後35日(退院後11日)

受傷後35日(退院後11日)

動きを制限していたテープが取れてすっきりしたのか、顔つきも急に生き生きとなったように見えた。動きはもう元通り。
受傷後35日(退院後11日)

この頃になると投薬している以外は普段通り、食欲も旺盛で良く食べる。飼い主もやっともう大丈夫と思えるように。

(4)へ続く。
2010/10/23 Sat. 23:15 | trackback: 0 | comment: 4edit

怪我の治療(2) 

ヒョウモントカゲモドキ、オス同士の喧嘩で大怪我を負ったルーのその後です。

受傷後9日目、2回目の通院にて傷の具合を見て貰うとやはり治りが悪い、というか全然治っていない感じ。
傷口が晒されているので乾燥と、他の体の部分や床材と擦れるので新しい組織が出来て育つ暇がないのが原因。

傷を乾燥しないように覆い、バンデージでは解けてしまうのであればテープで固定するしかないが、これがまた不快だと暴れたり、自分で剥がそうと噛んだりするだろうし、もちろん脱皮すると一緒に剥げる。場所が悪い為(特に太股)貼り直しは飼い主では無理のように思える。

レオパは脱皮の皮は自分で剥きながら食べる。その時にテープやガーゼ等を飲み込んでしまうと確実に消化管に詰まり、取り出すには開腹手術しかない。この上そんなことになったら洒落にならない。

仕事で日中不在の飼い主が四六時中見張っていられる訳でもないので、この日はある程度傷が治るまでということで1週間程度の予定で入院させて帰宅した。

* * * * * * * * * *

1週間後、病院の先生と電話で状態を確認、肉と皮が浮いていた箇所がその後壊死したりでまだ自宅療養に切り替えるのは不安がある状態とのことで、もうしばらく預かって頂くようにお願いして入院継続。

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更に1週間後、そろそろ退院OKとのことで連絡があり、受傷後24日目で退院、入院日数15日。

退院直後。頭、腹、太股(裏側なので写真に写っていない)、尻尾2箇所にテープでガーゼ(のようなもの)を貼って固定してある。

退院直後

全体に色が褪せて白っぽくなっている。

退院直後

耳の上は酷く裂けていたので縫合して貰った。他も傷が酷かった部位は縫合して治療して貰い、他は抜糸済みだったがここはまだ残っていた。入院中に脱皮して、噛み跡は逆に脱皮してからの方が浮き上がって痛々しい。

退院直後

入院前99gあった体重が、退院時87gに減っていた。
入院中も拒食が続いていたとのことで、高カロリー栄養食等と水分は補給して頂いていたのだが尻尾も細くなり、顔つきも疲れた感じ。

帰宅後も餌には反応なしだったので、体重の減りを見ると食わせた方が良かろうと判断して流動食を作って毎日給餌。

ハニーワーム5~6匹と高カロリー栄養食の粉末、カルシウム剤、爬虫類用乳酸菌とリンゲル液で作成。これはちょっと舐めさせると空腹を思い出したようでシリンジに入っている分を毎日完食。しかし生きている虫には無反応。口もちょっと怪我をしているのでそれが気になるのか痛いのか。

ルーの普段の夏場の脱皮速度は2週間に一度程度。入院中はそれが倍になっていたとのこと。
多分代謝を上げて傷を早く治そうとする働きかと思うが、脱皮するとせっかくのテープが剥げる。それは貼り直しの資材も貰って来ているしどうにか頑張るし、駄目だったらすぐ病院へ行くつもりだったが、不在中に脱皮してテープ等を食べてしまうのが何より心配なので監視カメラを設置
数時間おきに出先からチェックして、万が一脱皮が始まったら帰宅するつもりだった。

…のだが、結局その心配は不要で、不在中に脱皮が始まることはなかった。

カメラあんまり意味なしでした(笑)
その後リオンやアリアの飼い主不在中の行動を観察して楽しんでいるからまぁいいが。また(ない方がいいけど)誰かの様子をチェックする必要が出た場合にも使えるし、無駄な投資ではなかったと思う、思いたい。

(3)に続く。



2010/10/22 Fri. 23:00 | trackback: 0 | comment: 2edit

怪我の治療(1) 

大分秋も深まり、暖かい所出身のトカゲ達は活性が落ち…てもいないなぁ、みんな元気です。
大体毎年春秋の季節の変わり目にはレオパに拒食する個体が出るのが、今年は食欲不振程度が1匹居るのみ。例年より気温が高いせいか?これから波が来るのか!?

と、前置きはこの位にして。

ちょっと前からレオパ療養中と時々書いていた詳細を。一応通院終了、投薬なども終わり元通りに生活するようになったのでやっと書けます。今後の参考のため治療の記録に写真を撮っていたので、傷の画像を含みます。
グロ耐性のない方は以下注意です。


* * * * * * * * * *

8月末の休日のある日、レオパケージの大掃除をした。完了して多分30分後位、ふとレオパ温室を見るとありえない位置にありえない色が見えた。

テア(ノーマル、黄&茶の豹柄)のケージにみかん色。急いで温室からケージを取り出すと中にはルーが。

どれだけ怪我をしているか分からないが、あちこち血が出ていて皮が剥けている。興奮状態で尻尾フリフリしながら口を開けて捕まえようとする飼い主の手を威嚇。
テアも同じく興奮状態、シャーシャー言っている。こちらはぱっと見無事。

両方から手を噛まれながらルーを救出、確認すると全身あちこち噛み傷だらけでズタボロ、血まみれ。
頭、顔、まぶた、耳の穴の回り、横っ腹、後足、尻尾の各所に傷。皮膚が裂けたり、剥けて無くなっている箇所、皮膚と肉が一緒にざっくり切れて浮いている箇所も。ギタギタだ…。


一部大型個体(ダグ120g&テア110g)に42cm水槽を使用しているのだが、掃除の後に専用の蓋を戻し忘れて温室に入れてしまっていた。そこへルーがスライド式のケージの戸を自力で開けて(これも多分私が給餌後に僅かに隙間を残していたのかも)脱走、テアの水槽に入り込んでしまったのが原因。

レオパのオス同士は同居できない。オス1:メス多数のハーレムを作って生活する性質なので縄張り意識が強い。テリトリー内の他のオス個体は徹底的に排除しようとする。
野性だったら負けた方はすぐに逃げて大事にならないのだろうが、逃げ場の無いケージ内だと文字通り死ぬまで戦う死闘になってしまう。もう少し気が付くのが遅かったらルーも危なかったかも。

レオパ飼育4年目、こんな事故を起こしてしまったのは初めてでどっぷりと落ち込んだ。しかし落ち込んでいる暇は無いので掃除後は水槽の蓋のチェックを欠かさないよう+戸の甘いケージにはロックを取り付けた。

テアは気性の穏やかな個体だが、いきなりの敵(オス個体)の出現には野生の血が滾り、自分のテリトリー+体格の差もあって優勢で、ルーが一方的にやられたらしい。

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当日のルー。

怪我当日

耳から血が出ているように見えるけれど、回りの皮膚が裂けての出血。
止血したのでまだ血は付いているが出血は止まっている状態。

本人まだ興奮状態…というか人間で言うとアドレナリンでも出ている状態なのか痛そうな様子はなし。この写真も餌を見せたら普通に食べに来た時のもの。


お腹の皮が円形に大体1.5mm直径でなくなっている。何処にも落ちていなかったので多分テアの腹の中…。

怪我当日

ここと、同じ側の太股の裏にがっぷり噛まれて肉と皮が一緒にかなりの厚みで浮き上がっている箇所が一番酷かった。次に酷いのが尻尾の上側と下側にも大きな傷。こちらもざっくり。

これまでペアリングの時に喧嘩になって軽い怪我は何度かあるが、1回脱皮すれば治る程度の傷だった。脱皮する動物なので皮膚の怪我は感染さえさせなければ大丈夫だろうと思ったが、やはり傷が酷過ぎる。飼い主ではお手上げ状態にしか見えない。

トカゲを診て貰っている病院は遠いのですぐには連れて行けず、数日後の予約を入れる。

とりあえず応急処置。リンゲル液(細胞毒性や組織障害性が低いので良)で傷口を洗浄。血(と多分噛まれた際に付着した雑菌)を洗い流し、ガーゼでしばらく押さえて止血。出血が止まったら傷口に抗生剤軟膏を塗布。診察日まで感染させないように朝晩リンゲル液での傷口洗浄と、抗生剤をルーの体重で処方量を計算して水に溶いて毎日飲ませた(完全に自己責任なのでお勧めしません)。

それで何とか傷口が化膿したりもないまま病院に持って行けた。

果たして病院ではやはり傷が酷く、かつ動く度に床や自分の体と擦れる場所に傷があり、そのままでは中々治らないということで傷口の処置をして頂き、バンデージで固定して貰った。
リンゲル液での洗浄と、抗生剤・抗真菌剤・鎮痛剤の投与を指示される。
数日後にまた予約を入れて傷口に貼ったガーゼ(のようなもの)の交換と診察…だったのだが、病院からの帰り道、帰宅する前に自力で服を脱ぐように綺麗にバンデージを脱ぎ捨てていたルー。抜け殻のような塊に唖然とするやら笑いが出るやら。

そういう場合の巻き直しも教わって来ていたので、帰宅後四苦八苦しながら再度ルーを巻き終ると…速攻脱ぐわガーゼ(もどき)を口で咥えて剥がしてぺっ!と捨てるわであっという間に元通り。
後足やら胴体やら尻尾やら、3箇所をそれぞれぐるっと巻くので一人では出来ず、身内に手伝って貰うが病院でもプロが2人掛りだったのでその難易度は高く。きつく巻き過ぎると血を止めるし苦しがる。最悪尻尾の自切も有り得るのがトカゲの怖い所。

何度も再チャレンジしたが、ルーも手強い、どうしても異物が体に巻き付いているのが許せない。頂いて帰っていた資材を使い切って飼い主の負け。

取れてどうしてもバンデージを巻けない場合はそのままにして、傷口洗浄と投薬はしっかりやって下さいといわれていたのでそうやって次回の通院まで様子を見ることにした。

* * * * * * * * * *

受傷後1週間目。

怪我当日は食欲もあったのだが、その後拒食に。上の写真と比べると痩せているのが分かる。傷のため消耗しているせい。怪我を直すため体力を回し、消化吸収にも体力が要るので食べない場合もあるらしいので水分だけ摂らせながら様子見。体重は受傷時点で99g、体力的には当分絶食でも問題ない。

受傷後7日

膿んではいないが傷口が汚い。乾燥すると治りが遅い。一昔前は傷口は乾かすのが常識だったが、最近では組織液が逃げないように傷口は覆って湿潤にした方が治りが早く跡も綺麗に治るのが常識になっている。
腹の大きな傷は動く度に後足で擦り、尻尾の傷も床で擦るので覆わないと尚更治らない。さてどうするか…。

受傷後7日

ぱっちり大きな目がチャームポイントのルーだが、この辺になるとだるいのか、やはり目に力がない。
耳周りの傷は目立たなくなったが、上の方の皮膚は裂けたまま。
相変わらず飼い主にはフレンドリーでケージ前に行くとこうやって寄って来るが…元気がないし餌もねだらない。

受傷後7日

この数日後にまた受診、(2)に続く。

2010/10/21 Thu. 23:10 | trackback: 0 | comment: 2edit

遠隔監視 

療養中のレオパが1匹。

とりあえずは命には関わらないのだが色々処置をしている関係で、下手するとあーなったりこーなったり…もあり得るのでずっと傍で見ていたい気持ち。

しかし当然ながら飼い主は四六時中傍で見守れる訳ではなく、しかし様子は気になるむしろ気が気でない。

のでこんな物を導入した。

カメラ

ウェブカメラ、ネットワークカメラ、IPカメラとか言われるやつ。

以前から飼い主不在中の留守番の猫が立ち上がって二足歩行をしているんじゃないか、冷蔵庫を開けてビールをかっ食らっているんじゃないかとかいう疑惑もあり(ないよw)、時々泊まりで外出する際に自宅の動物達が気になったりもあり、導入しようと思っていたのだが色々面倒で。

固定IPアドレスもしくはダイナミックDNSサーバーが必要だったりで設定が複雑、回線業者等の月額でのサービスもあるがうちの回線じゃ出来ないししそのためにプロバイダ契約変えるのも嫌だし…だったのだが、今回どうにもこうにも心配でならずどうしても留守中の様子が見たい!と言うことで真剣に検討したらば。
時代は進んでいるんだな、サーバー機能内蔵の固定IPやらDNS不要の製品が出てるじゃありませんか。

早速購入、電源繋いでLANケーブルをルーターに突っ込んでカメラのセッティングは完了。
PCにビュアーのソフトを入れて立ち上げると、ルーターが共通なのでカメラを自動検知。何というプラグ&プレイ。

写真の通りレオパ温室内の療養中レオパのケージの横に設置してPCで見え方を確認、最適位置を決める。

モバイルノートにもビュアーソフトを、出先のPCにも以下同文。スマートフォンでも見れますよと。
外からだと自動検知しないがこれまた実に簡単に接続。



で、実際の所ですが。


…レオパって夜行性なんだよねwww

ずーっとシェルターに篭っていて、時々尻尾の先だけがかろうじて見える。意味なし、究極の意味なし!(笑)
大人しく寝ていることが確認出来るからいいか。むしろそれ以外に何かあったら困る。

療養が終わってこの個体を見守る必要がなくなったら、飼育部屋全部が撮れる位置に設置し直して昼間一緒に過ごせないリオンとアリアの様子を観察することにしよう。飽きたら猫の様子を。というかカメラ増設しようかな、何気に楽しい。


猫の二足歩行疑惑。
帰宅すると勝手にエアコンが入っていて、しかも冷房だったはずが暖房になっていたことが2~3回ある。
どうも猫がリモコンを踏んでどうにかしたらしいのだが、冷暖房の切り替えボタンと運転ボタンを複数回押さないとそうはならない。

まだどちらかというと暑い時期なのに、暖房に切り替わって生暖かい風が吹き当たる場所に仰向け猫の開きになって幸せそうに寝ていた(ヤツは物凄い寒がり)姿にどうも故意を感じて…。

二足歩行したり、勝手に猫缶開けたりしてる衝撃映像が撮れたらお披露目します(笑)

2010/10/01 Fri. 23:04 | trackback: 0 | comment: 6edit