エリマキトカゲ(導入時~検疫終了まで)
あと1ヶ月程で、1匹めのエリマキトカゲが飼育丸2年になります。
クイーンズランドフォームのドイツCB3匹、特にトラブルなく元気に育っている最中。
エリマキが何故か3匹居ますよーというだけだった前回記事ですが、導入当時の写真を発見。
体重16gしかない虫みたいなサイズで連れて来た1匹目。連れ帰り当日の夜、2015年10月25日撮影。
頭でっかち、見るからにベビベビ。

2匹目はもうちょっと育ったサイズの26gからスタート。同じく連れ帰り当日の夜、2016年5月29日撮影。
まだ頭と胴体が同じ位でおなかぽっこりのベビー体型。
(私の手首近くに何か傷があるのはこの2週間程前に寝惚けたテグーに咬まれた跡…)

3匹目、更に育ったサイズの50gから。連れ帰りの翌朝、2016年11月21日撮影。
この位になると蜥蜴らしい体型。

新規導入の動物は、一部の例外を除いて基本全員検疫期間を設けて、その間に動物病院での健康診断がうちでのデフォ。
1匹目は余りに小さかったのでそれなりに育つまで弄り回したくなかったので、2匹目が来てから暫くして、2匹目が落ち着いたのを確認してから一緒に動物病院へ。
結果、二匹ともお腹に蟲(ギョウチュウ、線虫、その他)が居て駆虫に。
蟲の種類に対応した二種類の駆虫薬を使って順調に駆虫完了。
3匹目はそれなりサイズだったので、導入後前の2匹とは一緒にせず隔離しておいて1週間後にすぐ病院へ。
いつも通り診察を受けている最中、先生が襟をめくった途端…黒いツブツブがぱらぱらと…えっ!?
ダニでした。よく見ると、上の写真の床材のペットシーツにも黒い細かい点々が見えますね。
この時までで飼育歴10年目、導入した爬虫類にダニが付いていたのはコバルトブルーゲッコーに赤ダニが付いていた事1回だけだったので、すっかりダニなど失念していて撮影時は気に留めていなかったのでした。(その後、新規導入は目を皿にしてダニチェックもするようにした。)
マダニの仲間と思われる、黒くて艶々ぷちぷちした、成虫で体長1mmちょっと程度の小さいダニでした。
その場で薬剤で駆虫して貰い、自宅でも綿棒等で毎日掃除して駆虫、病院で再度チェックともう1度だけ薬剤を塗布してダニ駆除終了。エリマキの襟の裏はダニにとってとても快適な住処だったようで…。
お腹の蟲も勿論居たのでこちらも駆虫、最近は薬剤も良い物があるのでスムーズに落ちて完了。
駆虫が終わるとすくすく育ちます。
3匹の現在の体重(9月23日測定)
1匹目:177g
2匹目:126g
3匹目:161g
3匹目の雄の食欲が雌2匹の倍くらいの勢いで、性格も物怖じせずストレスを感じないタイプのようで…雌は神経質で些細な事で食欲をなくすのに、やっぱり雄はアホの子…
すっかり2匹目より大きくなり、多分年内には1匹目を追い抜いて一番図体がでかくなると予測。

左が雄(3匹目)、右の下になっているのが1匹目雌、上に乗っているのが2匹目雌。
調べると2~3歳の雌が繁殖適期とあるので、来年あたり繁殖行けるか?と思ったけれどまだ全然出来上がった感がなく、まだまだ先の話のようです。
その後の成長記録はまた後程。
クイーンズランドフォームのドイツCB3匹、特にトラブルなく元気に育っている最中。
エリマキが何故か3匹居ますよーというだけだった前回記事ですが、導入当時の写真を発見。
体重16gしかない虫みたいなサイズで連れて来た1匹目。連れ帰り当日の夜、2015年10月25日撮影。
頭でっかち、見るからにベビベビ。

2匹目はもうちょっと育ったサイズの26gからスタート。同じく連れ帰り当日の夜、2016年5月29日撮影。
まだ頭と胴体が同じ位でおなかぽっこりのベビー体型。
(私の手首近くに何か傷があるのはこの2週間程前に寝惚けたテグーに咬まれた跡…)

3匹目、更に育ったサイズの50gから。連れ帰りの翌朝、2016年11月21日撮影。
この位になると蜥蜴らしい体型。

新規導入の動物は、一部の例外を除いて基本全員検疫期間を設けて、その間に動物病院での健康診断がうちでのデフォ。
1匹目は余りに小さかったのでそれなりに育つまで弄り回したくなかったので、2匹目が来てから暫くして、2匹目が落ち着いたのを確認してから一緒に動物病院へ。
結果、二匹ともお腹に蟲(ギョウチュウ、線虫、その他)が居て駆虫に。
蟲の種類に対応した二種類の駆虫薬を使って順調に駆虫完了。
3匹目はそれなりサイズだったので、導入後前の2匹とは一緒にせず隔離しておいて1週間後にすぐ病院へ。
いつも通り診察を受けている最中、先生が襟をめくった途端…黒いツブツブがぱらぱらと…えっ!?
ダニでした。よく見ると、上の写真の床材のペットシーツにも黒い細かい点々が見えますね。
この時までで飼育歴10年目、導入した爬虫類にダニが付いていたのはコバルトブルーゲッコーに赤ダニが付いていた事1回だけだったので、すっかりダニなど失念していて撮影時は気に留めていなかったのでした。(その後、新規導入は目を皿にしてダニチェックもするようにした。)
マダニの仲間と思われる、黒くて艶々ぷちぷちした、成虫で体長1mmちょっと程度の小さいダニでした。
その場で薬剤で駆虫して貰い、自宅でも綿棒等で毎日掃除して駆虫、病院で再度チェックともう1度だけ薬剤を塗布してダニ駆除終了。エリマキの襟の裏はダニにとってとても快適な住処だったようで…。
お腹の蟲も勿論居たのでこちらも駆虫、最近は薬剤も良い物があるのでスムーズに落ちて完了。
駆虫が終わるとすくすく育ちます。
3匹の現在の体重(9月23日測定)
1匹目:177g
2匹目:126g
3匹目:161g
3匹目の雄の食欲が雌2匹の倍くらいの勢いで、性格も物怖じせずストレスを感じないタイプのようで…雌は神経質で些細な事で食欲をなくすのに、やっぱり雄はアホの子…
すっかり2匹目より大きくなり、多分年内には1匹目を追い抜いて一番図体がでかくなると予測。

左が雄(3匹目)、右の下になっているのが1匹目雌、上に乗っているのが2匹目雌。
調べると2~3歳の雌が繁殖適期とあるので、来年あたり繁殖行けるか?と思ったけれどまだ全然出来上がった感がなく、まだまだ先の話のようです。
その後の成長記録はまた後程。
3匹の蜥蜴
長い事ブログをさぼっている間に生体が増え…カテゴリさえ作っていなかったのに何故か既に3匹になっている(殖えた訳ではない)エリマキトカゲ…
3匹全てクイーンズランドフォームのドイツCB。
1匹目を迎えたのが既に一昨年…2015年10月25日、秋の九レプにて。体重17gしかないミニチュアジラースを迎え、可愛さに悩殺。
この年の春の九レプにて、ちょっと育ったサイズのQLDフォームのエリマキが居て、白黒のコントラストが非常にはっきりした綺麗な個体で衝動買いしそうになりつつ(私は白黒の動物に弱い)、あちこち見て回った後、やっぱり買おうかな…と思ってそのブースに戻った時は既に売れており、ああやっぱりナマモノは一期一会だなと残念な思いをした後、逃がした魚は大きいじゃないけどどうしても欲しくなって、次の九レプに居たら~居たよ!で即ゲットしたのが1匹目。
2匹目は1匹目を迎えた回の次の九レプ、2016年5月29日。どうせならペアにしたいなと確かリクエストを出していたら某ブースに持って来て貰っており、「はい!」と差し出されたのが1匹目と同じ雌。雌2ならまぁいいか、せっかくだしと連れ帰り。
3匹目は更に次の回、2016年11月20日。雄は居ないかー!?と探していたけど見つけられず、エリマキ自体出展ないのかな?と思っていたらTwitterのフォロワーさんからDMが「xxxのブースにエリマキ居ますよ!」
数匹居たので性別を見て貰ったら多分これは雄でしょう(小さいのは分かりづらい)という個体がおり、自分の目でもまじまじと股間を凝視して多分間違いないなと連れ帰り。
1年半掛けて半年ごとに1匹ずつ増えて行ったのでありました。
エリマキトカゲは爬虫類に馴染みのない人でも、昔の某国産車メーカーのCMのせいか、認知度が高い蜥蜴。しかし実際あまり飼育している人も多くないし、長期飼育もあまり聞かない種類。
一般のイメージだとあの襟をパラボラアンテナのようにディスプレイする姿が浮かぶと思うけれど、飼育下では滅多な事では広げません…
広げまs…

広げ…

広げません!(挨拶代わりに襟を広げる個体が1匹紛れてた…ちょっとでも驚くとこれでもかと…他2匹は全くのほほんとしているシチュエーション=飼い主がライトを点灯しに来た等でもとりあえず広げて「あ…なんだ飼い主か」とすぐ閉じる…)

基本襟が付いただけの大きなキノボリトカゲなので、飼育下では止まり木に留まって餌時以外は日がな一日ぼーっとしているのがデフォルト。動きがないので見て楽しい蜥蜴と言う訳でもないのと、飼育難度が高いとされるのも人気が今一つな理由なのかと。
大きくなる樹上種なので(QLDフォームは全長90cm程度まで、飼育下では多分そこまではならない)高さのある結構広いスペース、温度と湿度と風通しと紫外線、結構要求する物は多め?
飼ってみると同じオージーアガマのフトアゴヒゲトカゲと比べると、地味に神経質で育て辛い所があるのが長期飼育への難点なのかな。成長もフトアゴに比べると非っ常~に遅い。体感で半分以下の成長スピード、これはフトアゴ幼体程のガツガツした食欲ではないせいかと。
実際、餌は気分次第でムラ食いがあって数日食べなかったり、食べる時はお腹がはち切れるんじゃないかと思う程の物凄い量を食べたり。多分温度や気圧の変化や細かいこと(周りの他の蜥蜴が騒いだとか直前にケージメンテしたとか)にストレスを感じ易いようで、それで食い気を失くしている感じを受ける。翌日にはけろっとして餌をねだるけど。
水は止水を認識しないので霧吹き等で飲ませる必要があるが、湿度が足りないと襟がボロボロになるとか聞くから水入れは置いといた方がいい。…けど止まり木から飛び降りたついでに引っ繰り返すわ中で脱糞するわで結構散らかす。
ただ糞はどうやら木の上ではなく地面に降りてするようなので(うちではね)、止まり木とかは殆ど汚れない。
また慣れ辛いとも。海外のブリーダーのケアシートや飼育メモなど読むと、まぁある程度は慣れるけどやっぱりあんまり触って楽しむような蜥蜴ではないと言う事らしく…

しかし余程小さい種類で無ければ何だろうがお構いなしに触って馴らして育てるのが私の流儀なので、全員握られたままや飼い主の手の上や肩に乗ったままでも餌を食べ、毎日シリンジから水を飲み、空腹時は飼い主を見ると飛んで来るように出来上がっています。
ストレスにならないように気分や体調をチェックしつつ、無理せず蜥蜴のペースに合わせて馴らしていけば、フトアゴ程度には馴れるな、というのが実感。
単独飼育が良いという話もあるけれど、現在3匹、温室の上半分で仲良く同居中。もう少し育ったら温室1台丸ごとエリマキケージにする予定。特に争い事もなく、餌の取り合いはあってもジャイミルを両方から咥えてポッキーゲームする程度の平和なもの。まぁ雌2雄1のトリオだからね。
最後に雄を迎えたので、それまでべったり仲良しだった雌2から暫く雄が嫌われてたけど、雄は厚かましく全く神経質な所がないおおらかな性格だったので、ぐいぐい押して食い込んで行って今は3匹仲良し。

同種でも性格の違いがあり、顔も違って(飼い主以外からはほぼ同じに見えるらしいけど)個性があって、同種の複数飼いはこういう絡みも見られるのが醍醐味。
国内CBはまだ例がないらしいということだし、せっかくトリオで揃えたので長期飼育から繁殖まで持って行けたらなぁと思っています。
まだ性成熟もしていないし、早くて来年かな。頑張ります(蜥蜴たちが)。
3匹全てクイーンズランドフォームのドイツCB。
1匹目を迎えたのが既に一昨年…2015年10月25日、秋の九レプにて。体重17gしかないミニチュアジラースを迎え、可愛さに悩殺。
この年の春の九レプにて、ちょっと育ったサイズのQLDフォームのエリマキが居て、白黒のコントラストが非常にはっきりした綺麗な個体で衝動買いしそうになりつつ(私は白黒の動物に弱い)、あちこち見て回った後、やっぱり買おうかな…と思ってそのブースに戻った時は既に売れており、ああやっぱりナマモノは一期一会だなと残念な思いをした後、逃がした魚は大きいじゃないけどどうしても欲しくなって、次の九レプに居たら~居たよ!で即ゲットしたのが1匹目。
2匹目は1匹目を迎えた回の次の九レプ、2016年5月29日。どうせならペアにしたいなと確かリクエストを出していたら某ブースに持って来て貰っており、「はい!」と差し出されたのが1匹目と同じ雌。雌2ならまぁいいか、せっかくだしと連れ帰り。
3匹目は更に次の回、2016年11月20日。雄は居ないかー!?と探していたけど見つけられず、エリマキ自体出展ないのかな?と思っていたらTwitterのフォロワーさんからDMが「xxxのブースにエリマキ居ますよ!」
数匹居たので性別を見て貰ったら多分これは雄でしょう(小さいのは分かりづらい)という個体がおり、自分の目でもまじまじと股間を凝視して多分間違いないなと連れ帰り。
1年半掛けて半年ごとに1匹ずつ増えて行ったのでありました。
エリマキトカゲは爬虫類に馴染みのない人でも、昔の某国産車メーカーのCMのせいか、認知度が高い蜥蜴。しかし実際あまり飼育している人も多くないし、長期飼育もあまり聞かない種類。
一般のイメージだとあの襟をパラボラアンテナのようにディスプレイする姿が浮かぶと思うけれど、飼育下では滅多な事では広げません…
広げまs…

広げ…

広げません!(挨拶代わりに襟を広げる個体が1匹紛れてた…ちょっとでも驚くとこれでもかと…他2匹は全くのほほんとしているシチュエーション=飼い主がライトを点灯しに来た等でもとりあえず広げて「あ…なんだ飼い主か」とすぐ閉じる…)

基本襟が付いただけの大きなキノボリトカゲなので、飼育下では止まり木に留まって餌時以外は日がな一日ぼーっとしているのがデフォルト。動きがないので見て楽しい蜥蜴と言う訳でもないのと、飼育難度が高いとされるのも人気が今一つな理由なのかと。
大きくなる樹上種なので(QLDフォームは全長90cm程度まで、飼育下では多分そこまではならない)高さのある結構広いスペース、温度と湿度と風通しと紫外線、結構要求する物は多め?
飼ってみると同じオージーアガマのフトアゴヒゲトカゲと比べると、地味に神経質で育て辛い所があるのが長期飼育への難点なのかな。成長もフトアゴに比べると非っ常~に遅い。体感で半分以下の成長スピード、これはフトアゴ幼体程のガツガツした食欲ではないせいかと。
実際、餌は気分次第でムラ食いがあって数日食べなかったり、食べる時はお腹がはち切れるんじゃないかと思う程の物凄い量を食べたり。多分温度や気圧の変化や細かいこと(周りの他の蜥蜴が騒いだとか直前にケージメンテしたとか)にストレスを感じ易いようで、それで食い気を失くしている感じを受ける。翌日にはけろっとして餌をねだるけど。
水は止水を認識しないので霧吹き等で飲ませる必要があるが、湿度が足りないと襟がボロボロになるとか聞くから水入れは置いといた方がいい。…けど止まり木から飛び降りたついでに引っ繰り返すわ中で脱糞するわで結構散らかす。
ただ糞はどうやら木の上ではなく地面に降りてするようなので(うちではね)、止まり木とかは殆ど汚れない。
また慣れ辛いとも。海外のブリーダーのケアシートや飼育メモなど読むと、まぁある程度は慣れるけどやっぱりあんまり触って楽しむような蜥蜴ではないと言う事らしく…

しかし余程小さい種類で無ければ何だろうがお構いなしに触って馴らして育てるのが私の流儀なので、全員握られたままや飼い主の手の上や肩に乗ったままでも餌を食べ、毎日シリンジから水を飲み、空腹時は飼い主を見ると飛んで来るように出来上がっています。
ストレスにならないように気分や体調をチェックしつつ、無理せず蜥蜴のペースに合わせて馴らしていけば、フトアゴ程度には馴れるな、というのが実感。
単独飼育が良いという話もあるけれど、現在3匹、温室の上半分で仲良く同居中。もう少し育ったら温室1台丸ごとエリマキケージにする予定。特に争い事もなく、餌の取り合いはあってもジャイミルを両方から咥えてポッキーゲームする程度の平和なもの。まぁ雌2雄1のトリオだからね。
最後に雄を迎えたので、それまでべったり仲良しだった雌2から暫く雄が嫌われてたけど、雄は厚かましく全く神経質な所がないおおらかな性格だったので、ぐいぐい押して食い込んで行って今は3匹仲良し。

同種でも性格の違いがあり、顔も違って(飼い主以外からはほぼ同じに見えるらしいけど)個性があって、同種の複数飼いはこういう絡みも見られるのが醍醐味。
国内CBはまだ例がないらしいということだし、せっかくトリオで揃えたので長期飼育から繁殖まで持って行けたらなぁと思っています。
まだ性成熟もしていないし、早くて来年かな。頑張ります(蜥蜴たちが)。
| h o m e |