BACKYARD

毎日、蜥蜴と一緒

踏んだり蹴ったり 

ちゃんと水の入った水槽は現在4本。

アホロートル@90cm、ブラックゴースト@60cm、ミドリフグ@35cm、ヒメツメガエル@30cm。

停電があった。復帰まで10分弱。ブレーカー落ちかと一応確認、懐中電灯!懐中電灯!うちだけ?この辺一帯それとも大規模停電!?とかやりつつ外を見に行ったらすぐ復帰。
多分1~2時間前に落雷が連発であったので、どこかの変電器か何かがいかれたんだろうな。

それで水槽やってる方はすぐ「あちゃー」となると思うけど、電気が止まっている間にフィルター内の水が全部落ちた。
そのうち3つはポンプが回りだすと同時に水が上がって復旧、汚れが逆流することもなく元通り。
しかしミドリフグの水槽のフィルターが戻らない。小さな海水水槽なので外掛けを使用している。差し水しようと蓋を開けたらフィルター内が汚い、これは汚れが逆流するな~とついでに掃除決定。

やるなら徹底的にとほぼリセット、水だけ8割残して機材は全部洗い、フィルターの濾材交換、底砂も流水でザクザク洗って茶苔を落とし、新しく追加する海水も作って元通りセッティングしてキラキラになった水槽を見ていい気分。

そして1時間後、ふと見ると水位が低いような気がする。もうちょっと入れた方が良かったかな?と寄って見てギャー!

何故かフィルターから漏水しておりました。しかもフトアゴケージに水が一部流入していて大変なことに。

アリアさんは熟睡中、起こして取り出すとお腹がちょっと濡れてる、本人はもちろん寝惚けながらも怒って口開けて「カーッ!」って言ってる。塩水付けたままには出来ないのでぬるま湯でさっと洗い、ケージを掃除するために飼い主のベッドで寝てもらって布団を掛けて(そのまますぐ熟睡)。

フィルターは同じ物が予備(というか一時期際限なく小型水槽を増やしていた時の名残り)があったので交換、減った分海水をまた作って入れ、フトアゴケージを真水で拭き上げ、夜中に何かもうすごく疲れ果てて作業終了。

10分弱の停電が原因で発生した作業時間、トータル4時間。

短時間に2度水槽から出たり入ったりさせられた生体が一番心配だったが、全然平気そうで元気。

ミドリフグ

実はこの2匹、あんまり仲良くない。最初の頃はお互い尻尾を齧り合って喧嘩していたので、仲裁役?にハチノジフグを入れた。パワーバランスが取れたようで3匹仲良く暮らしていたがハチノジが早逝、しかしその後はなんとか喧嘩はしないが餌の取り合いはする程度で同居。

「ワシの餌取ったやろ!」
「オマエがトロ臭いのがあかんのじゃ」
ミドリフグ

右の個体、あっち向いているのに目が見える、怖い(笑)

ミドリフグ

いつも放牧していて就寝時間が来ると勝手に飼い主のベッドで寝ていた先代ペットリザードのサイファと違い、決して添い寝などしてくれないアリアさん、余程眠かったのか掛けていた布団の中で前足を気をつけ!姿勢でリラックスして寝ていた。
ケージに戻そうと触るとまた「カーッ!(威嚇)」&蹴られましたけどね。

こんなチャンス滅多にないとばかりに写真撮ったのもいけなかったか。うちの女子は相変わらず怖い。


2011/07/27 Wed. 23:17 | trackback: 0 | comment: 0edit

ブラックゴースト 

一昨日、30cm~90cmまで4本ある水槽のうち、2本をリセットした。そのうち1本は45cmの中途半端なサイズの水槽で、ブラックゴーストが1匹で住んでいた。
この水槽、立ててから丸3年以上そのまま。数ヶ月に一度フィルターを大掃除し、普段は蒸発して減った水を追加するだけ、水換えは半分程度を年に2~3回という放置水槽。しかも今年は水換えした記憶が無い。

しかし濁るでもなくミズミミズや病気が出るでもなく、時々試験薬でチェックしても問題なし。水が出来ていて丁度水量と中味の魚のバランスが取れていたんだろう。出来上がった水槽は極力触らない方が吉。

しかし流石にブラックゴーストも飼育3年を過ぎ、薄型とは言え全長は30cm前後サイズになり手狭。実は昨年の今頃から水槽をサイズアップせねばと思っていたのだがやっと60cmにアップした。幅15cm、高さ6~7cm大きくなっただけだが水量が1.6倍、感覚的には倍近い感じ。

悠々と泳いでいらっしゃる。腹鰭ひらひらへろへろ。涼しげ。

ブラックゴースト

華麗?にターン。

ブラックゴースト

味気ない水槽ですね。

ブラックゴースト

普通の魚の泳ぎ方とはまるで違って、腹鰭をくねらせてふわふわヘロヘロと泳ぐ。イカのよう。立ち泳ぎもするし上下逆さまでも泳ぐ。魚の癖に逆噴射状態でバックで進むし、寝る時はお腹を上にしたり、文字通り横になったりして寝る。見慣れないと死んだかと思う。

顔は魚らしくない変顔。鼻の穴もある。口は見た目よりガバっと大きく開いて中は白く、食事中は肉食魚だよなぁという恐ろしい顔。

しかし結構馴れる。水槽を指先でコンコンと叩くと寄って来て、ピンセットからでも手からでも餌を取る。

ブラックゴースト

正面どうぞ。体の厚みは1cm程度。黒いけどじっと見ると肌は青光りしている。鱗も細かいのがびっしり並んでいるが粘膜で覆われていて触った感じはウナギやナマズ。

ブラックゴースト

ちなみにこのひとの内蔵が何処にどれだけ詰まっているのか皆目見当が付かないが、顎下の細長い白い模様の端っこに排泄口がある。顎からキンギョのフン様の長い物をにょろにょろとぶら下げて泳いでいる時あり。
普通の魚だったら頭に当たる部分の下の方に胃も腸も収容されてるんだろうと思うけれど…いくらなんでも頭とお尻が近過ぎやしませんか?いいのそれで?栄養ちゃんと摂れてる?

ブラックゴースト

水槽をサイズアップしたので上部フィルターは新しい物に(と言っても使い回しだが)、濾材はざざっと飼育水で洗ってそのまま使用。底砂はゴミが溜まっていたので水道で流しながらしっかり洗って再利用、飼育水はそのまま新しい水槽に移して足りない分を追加した。それで特に引越しストレスは感じていないようで普段通り。水質には敏感という話だが、こなれた水が好き。

不思議なんだけど、熱帯魚を始めたばかりの頃は何をやっても水がなかなか出来ず、立ち上げに苦労していた。それがある程度慣れると適当~に今回のような大雑把な立ち上げをやっても、少々無理してもそんなに大事にならないようになる。うち仕様のバクテリアがそこら中に漂っているんじゃないかと思う位。

とりあえず殺風景なので底砂を入れ替えて、水草でも植えようと思っている。
しかし飼い主は水草の栽培もヘタクソだ。マツモも枯らすぞどうすんだ(笑)

2010/08/19 Thu. 16:37 | trackback: 0 | comment: 4edit