BACKYARD

毎日、蜥蜴と一緒

膿瘍の治療(2/2) 

手術の後の再受診からのルー。

普段通り飼い主に愛想良く元気。
「ご飯ですか?」
ヒョウモントカゲモドキ


6月11日、再再診前。すっかり傷も小さくなって赤みもない。
左足の太股裏の皮膚が薄い部分は昨年の大怪我の傷跡。一番酷い箇所でザックリ肉がなくなっていたがここまで治っている。
ヒョウモントカゲモドキ


受診、傷の具合を見て貰い問題ないようなので抜糸して頂いた。

筋状のカサブタが残るのみ。投薬と消毒も終了。
ヒョウモントカゲモドキ

抜糸した夜、脱皮が始まり白くなりかけ。脱皮と一緒にまだ生っぽいカサブタを毟らないよう、脱皮を見守った。
ヒョウモントカゲモドキ

この目の輝きは失わせたくないものです。
ヒョウモントカゲモドキ


7月1日、手術後約1ヶ月半。抜糸後2回の脱皮を経た傷跡。カサブタも綺麗に取れた。
ヒョウモントカゲモドキ

大事な所を手術したにも拘らず元気に復活してくれたのを感謝しつつ通常の管理に復帰。

実は手術前より太ってしまった。
拒食に備えて食べさせ+早く治るには栄養が必要よねと思っていたのもあって、そして何しろ飼い主がケージ前を通っただけで目をまん丸にして急いで寄って来て餌をねだるので、毎日好きなだけ食べさせていたら100g突破。

ヒョウモントカゲモドキ

手を出すとこうやって乗って来るのでついつい「ご飯食べる?」とやってしまうが太り過ぎもいけないのでほどほどに。

ヒョウモントカゲモドキ


昨年に続いて今年も災難に見舞われたルーだけれど、運は持っているのか悪運が強いのか今回も無事回復。
満身創痍という言葉そのままに、全身傷跡だらけ。しかしその傷跡も愛しいと思えるのは無事回復してくれたから。
今回のトラブルの原因は良く分からないけれど(何かの弾みにヘミペニスに外傷+細菌感染だが交尾もしていないし何故そうなったのか?)、珍しいことでもないようで再発もし易いということなのでルーに関しては今後も特に注意が必要。もう何もありませんように。

お陰でオス個体は週一で股間をチェックする癖がついてしまった飼い主。
「なにすんのーやめてー」とジタバタするみんなを裏返してしげしげと股間を見つめ、玉袋を触って確認。人が見たら立派な変態ですね。

早期発見早期治療、ちょっとでも異常を感じたらすぐ受診しましょう。


2011/07/12 Tue. 23:26 | trackback: 0 | comment: 4edit