BACKYARD

毎日、蜥蜴と一緒

イグアナの気持ち 

先日、一泊二日で出掛けていた。

不在時の爬虫類の世話は、サンエステバンのリオン以外は給餌日を調整して不在中は餌が要らないようにして行くが、リオンだけは草食で毎日新鮮な野菜を食べさせたいので家人に給餌を頼んで行く。

リオンがうちに来てから飼い主が外泊するのはこれで数度目のはずだが、以前は不在中も若干食が落ちても食べてはいたと思う。
それが今回は初日、2日目とも全く餌に手を付けていなかった。トカゲカメラ(外出先でPCやスマートフォンから様子を見られるようIPカメラを設置している)を覗いてみても、シェルターに篭っているらしく全然姿が見えない。

帰宅した晩、もう普段なら寝ているはずの時間だったがケージを開けて声を掛けると、シェルターからリオンがごそごそと出て来た。そして餌皿を見る。ちょっと干乾びてますが…食べる?と餌皿から野菜をつまんで目の前に持って行くとガツガツ食べた。上の方は干乾びていたにも拘らず、皿の中身を一気食いで完食。

飼い主がいないと安心して餌を食べないようになっちゃったのかな?やっと愛が芽生えた?
嬉しいような心配なような。

寝相。
サンエスエバントゲオイグアナ

これも寝相。シャッター切ったら目が開いた。
サンエスエバントゲオイグアナ

眠そう。
サンエスエバントゲオイグアナ

「大きくなりましたか?」と聞かれたので。

うちのトカゲになった当日。2010年5月23日。
サンエステバントゲオイグアナ

2010年7月、約1ヶ月半、少し触れるようになった頃。
サンエスエバントゲオイグアナ

現在。
サンエスエバントゲオイグアナ

導入時体重130g、全長37cm → 現在体重587g、全長57cm。
手のひらに胴体がすっぽり収まっていたのがもう半分も入らなくなった。ずっしり重い。だがまだまだ成長途中。

*****

今日は休日で飼い主がずっと居ても餌を食べようとしないので、手から与えてみたら食べる。単にものぐさになったのだろうか。

そう言えば最近、排泄も飼い主が見ている時にするようになった。夕方帰宅後にただいまと声を掛けるとおもむろに止まり木から降りて来て所定の場所で用を足す。
綺麗好きなので排泄物がずっとあって臭いのは嫌で、何度か飼い主の目の前で用を足した時にすぐ片付けたのを覚えたのかと思う。

猫もトイレが汚れていると片付けろと呼びに来るし、片付けている傍からねじ込んで用を足すので、同程度の知能があるというイグアナなら「飼い主+ウンコ=すぐ綺麗」の因果関係を理解するのもありえるかと。

餌は手から食べる、呼んだら来る、手を差し伸べると登って来る。ここまでで爬虫類の馴れ方としては十分、最高レベルに達したと思う。

後はオプションの添い寝だけだな、とベッドに連れ込んでみたらシッコされた。
いつもべったり一緒で、寝る時は勝手に飼い主の布団に潜っていた先代ペットリザード、フトアゴ・サイファとの思い出が忘れられず、いつかリオンともと思って頑張っているがやっぱりまだまだ道のりは遠いらしい(笑)

2012/03/20 Tue. 22:34 | trackback: 0 | comment: 6edit