BACKYARD

毎日、蜥蜴と一緒

念願の… 

かなり久々のエントリーです。飼い主(は色々あれど)も蜥蜴たちも元気です。

さて一昨年の秋にうちに来たWCのペアのヘルメットゲッコー、遡ること昨年の10月頃からこのように、

ヘルメットゲッコー

頻繁に交尾を繰り返していた彼等、一応オスはリーフ、メスはサハラという立派?な名前がある。

しかし何故か産卵はなく、スラッグがこれ以前に1回のみ、その後今年の6月に1つのみしっかりした卵を発見、但し埋めもせず砂の上に転がっていたので駄目だろうと思っていたらやはりこれは8月末になっても発生が進んでいる様子もなく、カビたので捨てたばかりだった。

それとは別に7月の18日のこと、床材の砂を替えようと固くなった砂をピンセットでかき混ぜていたところ、砂の中から卵が2つ転がり出てきたのでありました。ゲゲっ!転がしちゃったよ!

爬虫類の卵は産卵後暫くすると上下が決まり、これを逆さにしてしまうと死んでしまうというのは爬虫類飼育者なら常識。青くなったのは言うまでもなく。片方は微妙だったけどもう片方は黒ずんでいて見るからに中に何かいる、明らかに発生が進んでいる卵…。

それが正しいのかどうか分からないけれど微妙にパニックを起こした飼い主は、平らな場所で卵を転がし、安定して止まった状態の上下をキープしてハッチライトに埋め、数日おきに様子を見つつ半分以上諦めていた9月6日の早朝。

な、何か居る!

ヘルメットゲッコーベビー ハッチ直後

ソファで寝落ちして目が覚め、ベッドで二度寝するために寝室兼飼育部屋に戻った時にふと目に入った黒い小さな物体。ハッチしてる!半分寝惚けてたのがきっちり目が覚めた(笑)

ケースの蓋を開けてよく見ると手足の先に脱皮の皮の残りが引っ掛かっていて、既に1回目の脱皮も飼い主が発見する前に済ませた模様。ならばと急遽プラケを仕立てて移動させ、初回脱皮が済んだならもしかして餌も食うかと与えてみたが無視された。そのまま温室に収容してその日の夜まで安静にしておいた。

9月6日夜撮影。全長目測4cm程度、体重実測0.5g。吹けば飛ぶようなミニマムさ。
駄目だろうと思っていただけに、まず骨に異常はないか、、尻尾に曲がりはないか、目蓋に奇形が出ていないか、とそんな所をチェックしてしまう飼い主…ヤモリは特に、発生に問題があると目蓋に異常が出る気がする。幸いどこも異常はなく、元気そのもの。

ヘルメットゲッコーベビー

小さくてもしっかりヘルメットの面構え。

ヘルメットゲッコーベビー

親が全長8~9cmなのでそれを考えるとかなりしっかりしたベビーではあるように思う。10cm足らずの体で直径1cmの卵を産むのでメスは大変だ。

ヘルメットゲッコーベビー

元気に動き回っている。やっぱり少しあどけないか?

ヘルメットゲッコーベビー

もう一つの卵は殻が白く不透明で(ハッチした方はずっと透明感があった)、どうも元から無精卵か発生していなかったかの様子。念のためもうしばらく置いておく。

偶然掘り出してしまったのでいつ産卵したかは分からないが、多分クラッチからハッチまで2か月強といったところか。ただハッチライトに埋めて時々水分補給しつつヤモリ温室の中に置いておいて特に加温もせず、常温で放置していただけ。夏場なので温室内は大体27~30度。夜間は25度程度まで下がったこともあったはずだが一応適温ではあったのかな。


背中の模様が父親のリーフは一本線、母親のサハラは点線なので母親似。性格も凶暴なところは母親似のようで、今日は餌をやってみるかとピンセットを出したらいきなり怒って噛み付いてきた。

まだしっかりした食欲はないようで餌への反応は悪いがヘルメットは大体1週間以内で採餌するようになるらしい。食わせるまでがハッチです。頑張ります。

何しろ小さくて怖い、これまで育てた中で一番小さい(ハッチリングなので当たり前だが)。
無事育ちますように。

2013/09/07 Sat. 23:43 | trackback: 0 | comment: 12edit